生命維持や健康な身体に対する水の必要性

生命を維持する上で欠かすことのできない水。

人は「食べものを口にしなくても水が飲めれば、2~3週間は生きる事ができる」と言われています。

逆に、もし、体内の水分が減少すると、体に様々な症状が表れます。

新陳代謝が低下したり、頭痛・めまいなどの自覚症状が表れたりします。また、最悪の場合は命を落とす危険性もあります。

水分を適正量摂取し、水分バランスを一定に保つ事は、健康維持の観点でとても重要です。しかし、体内の水分は、絶え間なく、体外に放出されています。

運動したときに出る汗はもちろんの事、呼吸・皮膚からの蒸発・尿や便による排泄など、あげればキリがありません。

性別・体格などにより異なりますが、1日に約2,500mlもの水が失われると言われています。

体内の水分量を保つためには、放出された量と同じ水分量を取り入れる必要があります。

体内で糖・脂肪エネルギーに換えるときに発生する副産物、代謝水(たいしゃすい)を除けば、基本的には、口からとりいれる食べ物・飲み物で水分補給をする必要があります。

食べ物だけで約2,500mlの水分を補給することは難しく、食べ過ぎはカロリーの過剰摂取にもつながるため健康的な方法とは言えません。

「水を飲む」ということは、人が健康的に生きて行くうえで、とても大切な役割を果たしています。

参考サイト

厚生労働省『「健康のため水を飲もう」推進運動』