天然の水・日田天領水が血糖値を下げる!(マウスによる試験)

抗2型糖尿病※1効果!

試験1:ラット筋管細胞(vitro)・その1

日田天領水または市販ミネラルウォーターを用いて3日間培養した筋管細胞を、グルコース25mMを含む溶液に浸してからインスリン100nMを添加した。20分後に日田天領水の細胞は2-デオキシグルコースを多く取り込んだが、市販ミネラルウォーターの細胞に大きな変化はなかった。

2-デオキシグルコースの取り込み

※数値は目分量

試験2:ラット筋管細胞(vitro)・その2

筋管細胞のリン酸化インスリンレセプタ(IR)タンパク質の測定、PTPase活性の測定

抗1型糖尿病※2効果!

試験3:マウス・その1

アロキサン誘起1型糖尿病マウスに、日田天領水、市販ミネラルウォーター、または純水のいずれかを4週間毎日自由飲水させた。市販ミネラルウォーターと純水のグループは4週後に血糖値が上昇したが、日田天領水のグループでは血糖値の上昇が有意に抑えられた(p<0.01, vs 純水)。

耐糖能障害を改善!

試験4:マウス・その2

日田天領水または水道水を自由飲水させた2型糖尿病マウスに対し、18時間絶食後にグルコース(1mg/30g体重)を腹腔投与し、30,60分後の血中血糖値を測定した。
60分後に日田天領水は水道水と比べて血糖値の上昇が抑制された。

グルコース投与後の血糖値の変化

※数値は目分量

糖尿病患者の血糖値と脂質異常症患者の血中脂質を改善!

試験5:ヒトオープン試験

糖尿病患者65人と脂質異常症患者50人が日田天領水を1日あたり2L、2ヵ月間継続して摂取した。
糖尿病患者の空腹時血糖、脂質異常症患者の中性脂肪と総コレステロールのいずれも有意に改善した。
糖尿病患者のうち89%に血糖値改善の効果がみられ、脂質異常症患者の約92%に中性脂肪と総コレステロール改善の効果がみられた。

血中脂質の変化

*p<0.05 ※数値は実数

※1「2型糖尿病」
量が十分ではない(インスリン分泌不全)、作られたインスリンが十分作用しない(インスリン抵抗性)等による糖尿病。遺伝的な要因に食べ過ぎ、運動不足等の生活習慣が加わって発症すると考えられている。基本的には食事療法や運動療法を続けつつ、薬による治療を行う。インスリンの分泌量が十分でないときはインスリン注射による治療を行うこともある。糖尿病患者の95%以上が2型といわれており、中高年に多く発症する。

※2「1型糖尿病」
膵臓のβ細胞がなんらかの原因で破壊されることで、膵臓がインスリンをほとんどまたはまったく作ることができない状態(インスリン欠乏)による糖尿病。インスリンの生成等の問題により摂取した食物エネルギーを正常に代謝できなくなり高血糖へとつながる。1型糖尿病の場合、注射によってインスリンを補う必要がある。子供や青年に多いが、年齢に関係なく発症するとされる。

参考文献

Osada K, Li Y, Hamasaki T, et al.『Anti-diabetes effects of Hita tenryou-sui water®, a natural reduced water』Animal Cell Technology: Basic & Applied Aspects,Volume16 Proceedings of the 21st Annual and International Meeting of the Japanese Association for Animal Cell Technology(JAACT), Fukuoka, Japan, November 24-27, 2008, pp.307-313(日本動物細胞工学会国際会議論文集)